老人医療・福祉部門

ご利用者さまの満足が
自分の成長になる

PROFILE

介護老人保健施設ユーアイビラ  介護福祉士

小島 圭子

2001年12月入職

小島 圭子
PROFILE

介護老人保健施設ユーアイビラ  介護福祉士

小島 圭子

2001年12月入職

ご利用者さまの笑顔を
そばで見られる
それが楽しい

20歳の頃から介護の仕事に就き、特別養護老人ホーム6年、療養型病院6年を経験していましたが、子育てのこともあってユーアイビラの開設時にパート入社しました。最初、戸惑ったのは特養や療養型病院がご高齢者の生活の場であったのに対し、介護老人保健施設は日常生活への復帰を目指した「機能を向上させる」リハビリテーション施設であったということでした。ただお世話するのではなく、リハビリテーションを行い、生活能力を引き出すことが求められたのです。

新しい施設でスタッフは試行錯誤の繰り返しでしたが、私は少し方向性が違うように感じていました。でもパートの立場では現場を変える事は出来ませんでした。やがて、正社員の主任として迎えたいと相談されたときみんなと一緒に「ご利用者さまのために一つでも何かできるなら」また「職員のために伝えられる事があるのなら」と思い引き受けました。私はスタッフ側の都合ではなく、ご利用者さまのために何が出来るかを提案することが自分の仕事だと思っています。今、課長になりましたが素晴らしいスタッフに恵まれスタッフと共に成長しチームでご利用者さまの満足を考えられるようになりました。

小さなお風呂から始まった
大きな一歩

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介護はやり方ひとつで生活や環境や身体状況が向上します。個浴もそのひとつです。元気なころは楽しかった入浴も、年をとり、できない事が増えてくると自分ではできないのだから仕方がない、「もう生きていても仕方がない」機械浴をご利用になるご利用者さまもまた、そんなあきらめの気持だったのではと思います。そこで私たちは個浴の導入を提案しました。結果は一人でお風呂に入る感覚をとりもどしたことで、生きる意欲と生活の目標をもっていただくことができました。

他のご利用者さまも個浴をしたいと意欲的になられ、小さな檜のお風呂が入っただけなのに、皆さんに活気がでてきました。このような試みはスタッフに負担がないとはいえません。必ず2名以上ケアワーカーがつかなければご利用者さまを危険にさらすことになります。でもこの一歩が劇的な身体機能の向上や、生きがいの発見につながるのです。これからもご利用者さまとそのご家族の笑顔のために様々な取り組みを行っていくつもりです。

メッセージ

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