2019.8.1
食材や調味料、飲み物の計量は、食事・飲水のコントロールに役立ちます。はかりや計量カップ、計量スプーンの使い方はご存じでしょうか? 最近では、はかりはデジタル式が主流になりました。それぞれの使い方を改めて確認しましょう。
はかり(デジタル式)で食材の重さを量る
1. はかり(デジタル式)は水平な場所に置く。
2. 電源を入れ、『0』を表示させる。
3. 食材を乗せる器を置き、風袋(ふうたい)※を引く。
4. 器に量りたい食材を乗せ、重量を確認する。
※風袋(ふうたい)…秤で物の重さを量るとき、それを入れてある容器・袋・箱など。風袋を引く時には「0表示」「風袋引き」などのボタンがあるようです。それぞれのはかりにより表示が違うので確認してみましょう。
計量スプーンで粉を量る(例:小さじ1/3杯)
1. スプーンで量りたい粉を山盛りに入れる。
2. へらで山になった粉をすり切る。
3. スプーンの中を3等分に切り分け、1/3を残して出す。
計量カップで液体を量る(例:100ml)
1. 計量カップを水平な場所に置く。
2. 計量したい液体を入れる。
3. 真横から見て液面と100の目盛が重なるところまで注ぐ。
計量スプーンで液体を量る(例:大さじ1杯)
1. スプーンに静かに液体を注ぐ。
2. 表面が盛り上がるところまで入れる。
すべての食材を量るのは大変ですが、1膳分のご飯、肉や魚など主となる食材の重量は時々確認してみると良いかもしれません。また、調味料は量ることを習慣にしておくと、減塩に役立ちます。水分も一日にどれくらいの量を飲んでいるか量ってみましょう。
【お役立ちクイズ:こんなときはどっち?】
味付けに直接食塩を使わなくても、味噌や醤油などの調味料には食塩が含まれているので使用量に注意が必要です。また、同じ調味料でもタイプによって食塩が含まれる量は違ってきます。信州みそと西京みそでは、どちらが食塩量が多いでしょうか?
(答えは次回の栄養部だよりでお伝えいたします)
「非常食について」でのクイズ
「和風ゴマノンオイルドレッシング VS シーザーサラダドレッシング」食塩量が多いのは?
答え:塩分量が多いのは和風ゴマノンオイルドレッシング
・和風ゴマノンオイルドレッシング(大さじ1:15g)⇒0.8g
・シーザーサラダドレッシング(大さじ1:15g) ⇒0.4g
低エネルギーやノンオイルドレッシングは、油を控えている分、味を濃い目にして食べやすくしている傾向にあります。
パッケージ表示の食塩量を確認してご使用ください。