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お役立ちコラム

透析患者さまのリハビリ

2026.9.24

透析患者さまの 安心・安全なウォーキングのために

腎運営推進部
サポートセンター
リハビリチーム
副主任 佐藤 英介

透析を受けている方にとって、ウォーキングは体にやさしく、続けやすい身近な運動です。歩くことで足の筋力を保ち、疲れにくい体づくりにつながります。また、血流がよくなることで冷えの改善が期待でき、気分転換やストレス解消にもなります。ウォーキングを始めた方からは

「最近、少し体が軽くなった」
「お腹が空くようになった」
「夜ぐっすり眠れた」

という声も聞かれ、毎日の生活の質を高めるきっかけにもなります。

ウォーキングを始めるときには、事前に主治医に相談のうえ、体調のよい日に行いましょう。透析直後は血圧が下がりやすく、ふらつくことがあるため無理は禁物です。最初は5分~10分程度から始め、「少し息がはずむけれど、会話はできる」くらいの速さを目安にしましょう。慣れてきたら少しずつ時間を延ばせば十分です。歩きやすい靴を選び、転倒予防にも気をつけましょう。

ウォーキングを続けるコツは、がんばりすぎないことです。
スマートフォンの歩数アプリを使い、まずは

「1日あたり普段より500歩多く歩くこと」

を目標にしてみてください。数字で確認できると達成感が生まれ、励みにもなります。カレンダーに印をつけたり、ご家族や友人と一緒に歩いたりするのもよい方法です。

そして季節にあわせた工夫も大切です。夏は早朝や夕方の涼しい時間帯を選び、帽子をかぶるなどの暑さ対策をしましょう。また、冬は日中の暖かい時間帯に、防寒をしっかりして安全に歩きます。体調がすぐれない日は思いきって休むことも大切です。

 

「今日は少しだけ歩いてみよう」
その一歩の積み重ねが、これからの元気な毎日を支えます。無理なく、自分のペースで続けていきましょう。