2024.11.21
スーパーマーケットやコンビニのお惣菜を利用するとき、何を選べばいいのか迷ったり、栄養の偏りが心配になることがあるかもしれません。そこで今回は、お惣菜の選び方のポイントについて、ご説明いたします。
主食とは、「ご飯、パン、うどん」などです。主菜とは、「焼き魚、麻婆豆腐、だし巻き卵」などのたんぱく質のおかずのことです。副菜とは、「サラダ、お浸し」などの野菜のおかずのことです。この3つが揃うように選びましょう。
また、おにぎりやサンドイッチだけで食事を済ませてしまうのではなく、ゆで卵や豆腐の入ったサラダなどを追加するとよいでしょう。
栄養成分表示を確認し、食事全体で食塩量を調整しましょう。例えば、主食を食塩の多い助六寿司にした場合、副菜はドレッシングのかかっていないサラダにし、マヨネーズで食べると食塩が減らせます。
カリウムは、栄養成分表示に記載がされていません。いも類や海藻類を使ったお惣菜(ポテトサラダ、かぼちゃの煮物、海藻サラダ、ひじき煮など)は、カリウムが多くなります。血清カリウム値の高い方は、摂りすぎに注意しましょう。
リンも栄養成分表示には記載されていませんが、たんぱく質が多いものに多く含まれます。主菜は1食に1品までにし、重ならないようにします。また、加工食品には食品添加物としてリンが含まれています。ハムやベーコン、練り製品、缶詰、インスタント麺などはできるだけ避けましょう。