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医療トピックス

2023.7.14

運動と上手く付き合おう! ①理学療法士の視点から

介護老人保健施設 ユーアイビラ
リハビリテーション部 課長代行 髙橋 匠

健康長寿への第一歩~スポーツで元気な自分をつくろう!

いつまでも元気な自分であり続けるために、スポーツを行うことは素敵なことです。なぜならスポーツには自己免疫力の向上やストレス解消、転倒防止、認知症予防、食欲増進など、さまざまな良い効果があるからです。おすすめのスポーツの種目には、ウォーキングやゴルフ、水泳、ヨガなどが挙げられますが、今回はその中で水泳についてご紹介したいと思います。

水泳は水の中に入って身体を動かすので、水の負荷がかかって効率的に全身運動することができ、また、水の浮力で膝などの関節へかかる負担も少なくなります。水泳をする場合は、シャントの部分を清潔な防水フィルムで覆って、感染症や針穴からの出血を予防することが必要です。長そでの水着を着られる場合は、シャントが圧迫されないようなものを選ぶとよいでしょう。また、透析を行った日は水に入ることは避けましょう。

どのスポーツを選ぶかはご自身の体力や興味をもとに決めるとよいでしょう。ただし、急に長時間の運動に取り組んだり、運動強度が強すぎるスポーツを選んだりしてしまうと、身体を痛めるリスクがあるため注意が必要です。運動を始める前には、通院している施設の医師やスタッフにご相談ください。

スポーツを行う上で大切なことは、①体力に合ったスポーツを ②無理はせず ③継続することです。よりスポーツを楽しみたい方は、やってみたいスポーツを観戦してみるのも面白いかもしれません。怪我や体調の変化には充分に注意しながら、末永くスポーツを楽しめるよう、ご自身のペースでゆっくりと運動していくことを心がけてください。いつまでも元気にスポーツライフを満喫しましょう!