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医療トピックス

2017.3.23

フットケアについて

看護本部
業務企画推進フットケアチーム
具志堅 真理

 なぜ、フットケア?
糖尿病や透析治療を受けておられる患者さまの足は、足の冷え・痺れ・痛み、潰瘍(皮膚や粘膜が様々な原因で傷害され、それが進行することによっておこる組織の欠損)の形成、などが起こりやすくなっています。その原因は動脈硬化や末梢血管障害のために血液の循環が悪くなるからです。さらに、傷(潰瘍)が悪化し、壊疽に陥った場合、足の切断に至る場合もあります。また、糖尿病の患者さまは、神経障害により足の感覚が鈍くなり、足の異常の早期発見を困難にしてしまいます。そのため、足をよく見て・触って、足の症状の早期発見・早期治療に努める必要があります。

今日からフットケアをしよう!

皮膚の観察ポイント

・傷・水泡・かかとのひび割れ・かさつきがないか
・痛み・むくみ・かゆみはないか
・皮膚の色の変化がないか(赤い、黒っぽい、赤黒いなど)
・低温やけどのあとがないか

爪の観察ポイント

・色や形がかわってないか
・伸びすぎていないか、短か過ぎてないか
・割れ、はがれ、肥厚、巻き爪はないか

爪の切りかた

・入浴後など、爪が柔らかくなっている時に切りましょう
・一度に切ろうとせず、何回かに分けて少しずつ切りましょう
・爪を切った後に、ヤスリをかけましょう

今日からフットケア!!
見て、触って、異常がないか確認しましょう!