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医療トピックス

2021.7.14

四季のすごしかた ワンポイントアドバイス(3)看護師より

横浜第一病院
看護部
主任 大島 裕子

1年を通して、特に暑い時期は寒い時期に比べて“かゆみ”が起こりにくいと思われがちです。とはいえ、夏でも“かゆみ”を引き起こす様々な原因があります。日焼けによる刺激や、虫刺され部位を引っ掻いて皮膚トラブルを起こしたり、汗を放置することも“かゆみ”の原因になります。運動して汗をかくことは問題ありませんが、汗と汚れはきちんと落とし、体を清潔に保つことは重要です。また、お出かけの際には日焼け止めや虫よけ対策を行いましょう。

毎日のスキンケアで肌の保湿を行うことも“かゆみ”には重要ですが、エアコンによる皮膚の乾燥にも注意が必要です。室内の湿度は60%程度を心がけましょう。またエアコンによる室内と屋外の急激な温度差も“かゆみ”の原因となります。温泉に行かれることが好きな方は、硫黄泉は肌を乾燥させるため、なるべく避けるようにされると良いでしょう。

透析患者さまの中には「かゆいのはいつものこと」と諦めてしまう方もいらっしゃいますが、それによって悪化を招いてしまうことがあります。“かゆみ”で気になることがありましたら、お気軽にスタッフにご相談ください。