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お役立ちコラム

透析患者さまの栄養と食事

2023.6.14

食中毒について

腎運営推進部 サポートセンター 栄養チーム

暑い日々が続いておりますが、皆さま体調の変化なくお過ごしでしょうか。
今回は夏の時期に特に注意したい食中毒についてまとめました。

食中毒予防の三原則 “食中毒菌を『つけない・増やさない・やっつける』”

★つけない
料理を始める前や生の肉や魚、卵などを取り扱う前後などで
必ず手を洗うようにしましょう。

★増やさない
細菌の多くは高温多湿の環境で増殖しますが、10℃以下では増殖がゆっくりとなります。生鮮食品やお惣菜などは購入後できるだけ早く冷蔵庫に入れましょう。冷蔵庫に入れても細菌はゆっくりと増殖します。早めに食べることが大切です。

★やっつける
ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅します。肉や魚はもちろん、野菜なども加熱することで食中毒のリスクをより減らすことができます。ただし、電子レンジを使った不十分な温めは、食品全体が十分に加熱されない(75℃以下)場合もあるため、ご注意ください。

特に夏場に注意したいこと
夏は室内でも気温が高く、細菌増殖が活発になりやすくなります。基本的に作り置きはせず、もし作り置きをした際にも粗熱をとったらすぐに冷蔵庫で保管できるようにしましょう。テイクアウトのお惣菜なども食中毒の注意が必要です。長時間持ち歩く場合は保冷剤を活用するとよいでしょう。

 

 

【お役立ちクイズ:こんなときはどっち?】
嗜好品のお菓子には、エネルギーのほかにも塩分やカリウム、リンが多く含まれます。さて、サブレとしょうゆせんべいに含まれる食塩相当量は、どちらが少ないでしょうか?

(答えは今後の栄養部だよりでお伝えいたします)

 

行楽弁当を持って出かけてみましょう」でのクイズ
そら豆を電子レンジで蒸す方法と、お湯で茹でる方法では、どちらがカリウムが減るでしょうか。

答え:茹でる

・そら豆10粒(50g)生 カリウム167mg
・電子レンジで蒸す カリウム167mg
・お湯で茹でる カリウム148mg

カリウムは水に溶ける性質があります。特にカリウムの多い豆類はお湯で茹でるようにしましょう。量を守って旬の食材を楽しみましょう。