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2024.9.26NEW
善仁会グループでは、さまざまな職種のスタッフが連携・協働し、皆さまが安心・安全な透析ライフをお過ごしいただけるよう努めております。グループ内の各施設では、さまざまな職種がさまざまなユニフォームを着ていて、「誰が」「何の職種で」「どんなことをしているのか」わかりづらいこともあるかと思います。そこで、日ごろ皆さまをサポートさせていただくスタッフについて、ご紹介してまいります!
今回は、「患者さま相談室」の社会福祉士、 医療ソーシャルワーカー(MSW:Medical Social Workerメディカルソーシャルワーカー)について、ご紹介いたします。善仁会グループの患者さま相談室には、社会福祉士の資格を持った相談員、「医療ソーシャルワーカー」がいます。
病気やけがをすると、さまざまな不安や心配事が出てくるかと思います。透析を始めたばかりの方、シャントトラブルで次のバスキュラーアクセスを相談している方、合併症の治療をしながら透析を続けている方など、「透析」といっても患者さまお一人おひとりそれぞれにお身体の状況も違い、生活環境や社会的背景も異なります。
医療スタッフは患者さまやそのご家族が安心して治療に専念できるよう、多職種で皆さまのサポートをしてまいります。医療ソーシャルワーカーも社会福祉の視点で、チームの一員として問題解決への支援を行います。
例えば、
・ 医療や介護にかかわる費用、生活費のこと が心配
・ 退院後の通院や介護のことが心配
・ 身体障害者手帳や年金等の制度について 知りたい
・ 介護施設入所の手続きについて知りたい
・ 療養先の医療機関について知りたい
などのお困りごとがある場合にご相談いただけます。
私たち医療ソーシャルワーカーは皆さまが抱えている療養生活上の問題に対し、具体的に活用できる制度やサービスなどの社会資源をご紹介し、そのなかで皆さまがよりよい療養生活を送ることができるように「選び」「決定していくこと」のお手伝いをしています。
医療・福祉・介護に関する制度は、対象となる条件や制度間の優先順位が定められていたり、地域による相違もあるため個別の相談が必要となります。また、医療機関だけでは解決できないこともあるため、患者さまご家族と相談の上、専門の相談機関や施設との相談や調整も行います。
また、心配や不安、整理のつかない思いを身近な人やスタッフに知っておいてもらうことで、気持ちが少し楽になることもあると思います。
療養生活上で、心配なことや気がかりなことがございましたら、まずは、お気軽にご自身が通われている施設スタッフにお声がけください。
※ご相談についての秘密は、厳守いたします。