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2024.4.25NEW
善仁会グループでは、さまざまな職種のスタッフが連携・協働し、皆さまが安心・安全な透析ライフをお過ごしいただけるよう努めております。とはいえ、透析施設では、さまざまな職種がさまざまなユニフォームを着ていて、「誰が」「何の職種で」「どんなことをしているのか」わかりづらいこともあるかと思います。
そこで、日ごろ皆さまをサポートさせていただくスタッフについて、ご紹介してまいります!
今回は、透析室における看護部についてご紹介いたします。当グループ各施設には「看護部」があり、その看護部は、
■えんじ色のユニフォーム : 看護師
■水 色のユニフォーム : 看護助手
■ピンク色のユニフォーム : 看護事務
の3つの職種で構成されています。
■看護師について
看護師は、主に透析中の注射薬の準備、カテーテルの処置、受診予約や入院などの紹介状の説明や案内などを行っています。また、患者さまのサポートができるよう、介護申請のお手伝いやケアマネジャー・訪問看護師との連携など、クリニック内外の方々と協働しています。そして、看護師が患者さまと関わる機会の一つに、フットケアがあります。足の病気の早期発見、早期治療、何より患者さまに末永くご自分の足で通院していただきたいとの思いを込めて取り組んでいます。爪切りや足処置の時間は、患者さまとコミュニケーションさせていただく大切な時間でもあります。
■看護助手(ナースエイド)について
看護助手は、看護師と共に患者さまの車いす介助やベッドへの移動、透析に使う針やガーゼなどの物品準備、透析機械の片づけやベッド周りの消毒と清掃など、患者さまのお側での業務が多くあります。
■看護事務(ナースクラーク)について
看護事務スタッフが患者さまに接することが多いのは、体重測定の時です。そのほか処方箋や透析の指示入力、カルテや透析記録の整理、採血やレントゲン、心電図の伝票準備から結果報告書の処理など、医師や看護師と連携し、業務を行っています。また、緊急入院の書類や入退院の連絡などほかの病院との連携も欠かせません。
このように多職種が協力し、グループ内外との連携をしながら、透析業務にあたっています。善仁会の看護部では、年間を通して学習できる環境があり、常に研修を通してスキルアップに取り組んでいます。患者さまとご家族のお困りごとが解決できるよう全職種合同でカンファレンスを行い、患者さまにとってどのようにすることが最善であるかを検討しています。
善仁会の理念である「思いやりの心」を持ち、患者さまのお身体の治療だけでなく、今後の人生がよりよいものになるようサポートしてまいります。