2026.1.23NEW

以前に比べて、足の指や爪が変形したり、脛(すね)の毛が少なくなったり、足が冷えたりしていませんか? また、足がしびれたり、感覚が鈍くなったり、歩いているとふくらはぎが痛くなって立ち止まることはありませんか? これらの症状は、足の血管が狭くなり、血液の流れが悪くなって、ふくらはぎや足の指、爪に酸素や栄養が届きにくくなっているためかもしれません(下肢閉塞性動脈硬化症)。
足への血液の流れが悪くなると、ちょっとした傷や靴擦れで足底や踵(かかと)、足の指に潰瘍(かいよう)ができ、 治療しないと大きくなったり、 感染して足が腐ることがあります(壊疽)。重症の場合には、足を切断しなければ命に関わることもあります。糖尿病があると、足先に行く神経に障害が起こり、痛みを感じにくくなることもあります。こたつに足を入れたまま痛みを感じず寝てしまい、翌朝、足が赤く腫れて、深い潰瘍を起こした患者さまもいます。靴に小さな石が入っていても痛みを感じないため、そのまま歩き続け、足に潰瘍ができ、最終的に足の切断となった患者さまもいます。
透析患者さまは、足の動脈硬化が進みやすく、些細な足のトラブルが寝たきりや足切断の原因になることがあります。こまめにご自身の足をみて、足の状態をチェックしましょう。そして、いつもと変わったことがあれば、すぐに透析室スタッフにご相談ください。