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お役立ちコラム

透析患者さまの災害対策

2021.9.1

災害対策 Q&A⑩(透析不足の対処法・保存食について)

善仁会グループ 災害対策委員会

いざという時に備えて知りたい! 知っておきたいこと。
万が一、災害に遭ったときの「どうすれば?」にお答えします。

Q.災害時、透析不足の時は何に気をつけて過ごせばよいでしょうか?

A.
災害時では、通常の透析量(時間・回数)が確保しづらくなり、普段とは違う食事内容になる可能性があります。そのため、体に水分やカリウムが溜まりやすい状態になり、水分とカリウムの摂取量を控えることが重要なポイントです。心不全や高カリウム血症のリスクを未然に防ぎましょう。
よって、災害時は、普段以上にできるだけ生野菜や果物などのカリウムの多い食材は控えるようにするとよいでしょう。

 

Q.保存食になるようなもので、カリウムが低いものにはどのようなものがありますか?

A.
フリーズドライやレトルトパウチのお粥、無塩または低塩クラッカーの保存期間が1年~1年半程度あり、カリウムも低いのでオススメです。
また、保存食用アルファ米や保存食用パンは保存期間が5年のものが多く、カリウムも低いのでこちらもオススメです。