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お役立ちコラム

透析患者さまのリハビリ

2019.8.15

認知症予防に向けたリハビリガイド② ~秋葉原いずみクリニック~

秋葉原いずみクリニック
看護部
石塚 美幸

両手でグーとパー
2つの動きを同時にやったり、口と手が違う動きをすることは脳の活性化につながると言われています。
この運動では「手をしっかり開く」ことで握力の維持・向上にも役立ちます。なお、握力は全身の筋力と関係するとも言われています。
左右の手で「グー」と「パー」を作る運動です。
「声を出しながら」「手を交互に見る」ことがポイントです。

1.両手を写真のように広げます。
2.グー」を見ながらスタートすると始めやすいので、左手を「グー」にして左手を見ます。
右手は「パー」にします。
3.右手と左手を交互に「グー」「パー」し、声も「グー」「パー」交互に出します。
4.続けると口では「パー」なのに、手は「グー」になったり、その逆になったりします。
それで良いので、顔も交互に手を見ながらどんどん続けていきましょう。
5.パー」の手は、できるだけしっかり開くようにしましょう。また首を動かしてしっかり手を見ましょう。

 

口と手、目で見ているものが異なる状態は脳を活性化させると言われています。
毎日数分でいいので挑戦してみましょう。

 

※通院中の患者さまにおかれましては、必ず医師と相談の上で行ってください。