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お役立ちコラム

透析患者さまのリハビリ

2018.10.19

施設の運動療法⑤ ~高尾駅前クリニック~

高尾駅前クリニック 臨床工学部
川崎 聡子

運動療法導入後の患者さまの声

取り組みを開始するまでの経緯については、私たちの施設の看護部上長が、他施設の取り組み事例を聞き、患者さまの高齢化かつADLが低下している高尾駅前クリニックでは運動療法の導入が必要であると判断したからです。実際に運動療法を導入してみて、患者さまからも必要だとのお言葉を頂き、やはりやって良かったと思っています。

患者さまからは、
「施設での運動療法によって自宅での運動にも拍車がかかった」
「高尾駅から施設までの歩行が、運動療法開始前は休みながらだったものの休まずに施設まで歩けた」
「腰の痛みが軽減した」
「透析中に運動することは目覚まし効果となり血圧の安定にも繋がっている」
「継続することが何より大事」
などのお声も頂いております。

今後は運動療法のバリエーションをもっと増やし、開始した患者さまに継続してもらいたいと思っております。運動療法に関わる時間をもっと取り、患者さまへの関わりを増やしていこうと考えております。併せて、理学療法士などの専門家からのフォローを受けながら、運動療法の効果を、より正しく評価していきたいと思っております。

 

 

 

 

 

 

実施されている患者さまの声

継続は力なり
透析17年目に入り、体力の衰えを感じていた折り、クリニックの奨めで運動療法を始めました。透析中、ベッドの上でボールやゴムを使った開脚やペダルこぎなどを行う40分程度の運動です。おかげで筋力もつき、歩行時の負荷が低減しました。今後も運動を継続し、透析と上手に付き合いつつ、植木の手入れや笑顔の絶えない孫の成長を糧に楽しく長生きするよう精進します。