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医療トピックス

2022.2.25

お薬の服用、管理のコツ

吉祥寺あさひ病院 薬剤部
薬剤師 係長代行 日昔 真里

主治医が処方するお薬は、患者さま一人ひとりの身体の状況を考え、治療効果を最大限に引き出せるよう処方されています。患者さまのための、いわゆるオーダーメイドと言えます。そして、お薬による治療は、決められた投与方法に従ってこそ最大限の効果を発揮します。だからこそ、飲み忘れ等ないように、しっかり管理をしていきましょう。

 

1. 飲み忘れを防ぐ工夫をしてみましょう。

① お薬カレンダー
壁かけカレンダーにポケットがついていて、順番に飲んでいくことで飲み違いや飲み忘れを防ぐものです。通信販売や薬局で購入することができます。

② お薬管理ボックス
100円ショップなどで購入でき、いつ服用する分なのか一目瞭然で便利です。可愛らしい空き箱などの活用も良いでしょう。

③ 服薬管理アプリ
スマートフォンやタブレットを使われている方は無料でダウンロードできるアプリもあります。お薬の情報と服薬記録が管理でき、飲み忘れ防止とともに副作用の早期発見などにも役立ちます。飲み忘れを防ぐ工夫をあげてみました。患者さまとご家族でライフスタイルに合ったものを見つけていくと良いと思います。

 

2. かかりつけ薬局をつくりましょう。

かかりつけ薬局では、複数の医療機関の処方を確認し、薬効が重なっていないか、飲み合わせは大丈夫かなどを確認して「一包化」してくれます。また、残薬があった時にも調整をしてくれます。
かかりつけ薬局を活用しましょう。

 

3.「うっかり」飲み忘れてしまったら

・一度に2回分は飲まないでください。
・お薬によって飲み忘れたときの対処法は異なります。できるだけ早く 主治医や薬剤師に相談しましょう。そして、気になることがありましたら 気軽に相談してみてください。