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災害対策

2020.11.4

各地区での取り組み①

北多摩腎ブロック
ブロックマネージャー 柳町 竜徳

善仁会グループでは、さまざまな事態を想定し、患者さまの安心・安全のために、グループ全体で、災害対策に取り組んでおります。今回は、各施設での防災訓練に加え、地区ブロックごとに活動を行っている中、北多摩腎ブロックでの取り組みについて、ご紹介いたします。

北多摩腎ブロックでは、災害対策強化のために、各施設から防火管理者を中心に、災害対策チームを結成し、施設で迅速な対応が出来るよう活動しております。
主な取り組み内容は、以下の2つです。

①近隣施設への割り振り表の作成
災害により、ご自身の通院している施設が被害を受けた場合には、近隣の施設へ通院していただく必要があります。有事の際、患者さまを安全にスムーズに受け入れることができるように、患者さまのご住所から適切な施設を選定し、「割り振り表」を作成しております。
模擬訓練では、月ごとに担当施設を決め、実際に割り振り表に従って、患者さまの受け入れが可能かを、災害により透析治療が困難となった場合を想定した通信訓練を行って参りました。訓練後は、施設間で発生した問題点を抽出し、災害時に迅速な対応ができるよう、態勢を整備しております。

②災害用アクションカードの作成
災害発生時に、素早く的確な行動がとれるように、各自の役割を明確化したアクションカードを作成し、災害に備えております。
アクションカードには、役割ごとに決められた初期行動が、フローチャート形式で記載されています。そのチャートに従って行動することで、迷わず慌てずに行動することが可能となります。防災訓練時には、実際にアクションカードを用い、その使い方と、役割ごとの正しい行動について、確認しています。

 
迅速な対応のために、備えております。              災害用アクションカード

 

※当グループにおける「北多摩腎ブロック」とは、東京都・杉並区、武蔵野市、三鷹市、国分寺市などのエリアを指しています。